介護用ベッドのおすすめは?価格は?レンタルもできる?

介護用のベッドは背上げや高さの調整があり便利です。
しかし購入となると価格が気になって躊躇しますね。

介護保険が使えるならレンタルで利用することができます。

介護用のベッドはレンタルがおすすめ

ベッドは一日のなかで約6~8時間という長時間利用する、睡眠を確保するために重要な家具といえるでしょう。

電動ベッドは、要支援、要介護認定を受けているいないに関わらず、多くの高齢者から注目を集めています。

電動ベッドは介護保険制度の特殊寝台として、原則的に居宅サービスの福祉用具のレンタルに関して支給できます。

ただし、要支援1・要介護1という比較的軽度な認定では保険の適応外です。

利用者の介護度が月日とともに変わる場合を考えると、その時々に必要な機能を備えたベッドを借り変えることができる、レンタルがおすすめです。

レンタル品に抵抗感があったり、長年の使用により形や品質が劣化するものは、特定福祉用具として購入対象になります。

要支援・要介護いずれかが 2以上が認定されている場合は、介護保険を利用すると通常の契約価格の1~3割負担でレンタルできるため、おすすめします。

対象になるものは、ベッドの両側に利用者の転落や、掛け布団など寝具の落下を防ぐ柵である、サイドレールが取り付けられている、または取り付けが可能なものです。

加えて、背部か脚部の傾斜の角度、または、床板の高さを無段階に調整できる機能があるものとされています。
そのほか、

  • マットレス
  • サイドレール
  • 移動用バー
  • 食事や作業をするベッドサイドテーブル
  • 寝たままで車いすや浴用ベッドに移動できるスライディングボードやシート

などもレンタルの対象です。

介護ベッドのレンタルサービスを利用したい場合には、まず、介護支援専門員にケアプランの作成を申し出ます。

それをもとに、最適なアドバイスを受けながら取扱い業者や製品選択をおこない、納品日や費用の支払い方法を決めます。

搬入された介護ベッドの型番や状態を実際によく確認して正式な契約となります。

介護保険の例外給付

介護保険制度では、要支援・要介護度が1などの低い場合にも、疾患などの症状によって、介護ベッドの必要性が認められる例外給付というものがあります。

  1. 日常的に起き上がりが困難な人
  2. 日常的に寝返りが困難な人

具体的には、

  • 身体各部に痛みをともない、自由に手足を動かせない関節リウマチ
  • 大腸・肺・胃などさまざまながんの末期状態
  • ひどいぜんそく発作
  • 脳神経の働きの低下により、からだの動作が不自由になるパーキンソン病
  • 食後に、胃液がこみあげるような胸やけをおこす逆流性食道炎

などです。

担当医から福祉用具が必要と診断された場合には、介護保険を利用して介護ベッドやマットレス・サイドレールなどの付属品をはじめ、各福祉用具がレンタルできる可能性があります。

自費レンタルも

介護保険適応や例外給付の対象外であっても、全額自費負担介護ベッドのレンタルは可能です。

例えば、寝起きに支障を感じ始めた、また、何らかの疾患や症状で入院や施設入居をした際、一時帰宅に備えて介護ベッドが必要になる場合などがあげられます。

10割負担になると約8,000~10,000円で利用できます。

一例として、非課税対象のパラマウント社製、「楽匠(らくしょう)Zシリーズ3モーションタイプKQ-7331」の1か月の自費レンタル費用11,600円です。

背上げ・ひざ上げ・高さ調節が手元のリモコンスイッチで調節可能で、身体のずれを軽減するように作製された、高機能の3モータータイプです。

そのため、背上げと同時に連動してひざ上げが機能するタイプより、背上げ・ひざ上げがそれぞれ単独で調節できるタイプがより安心です。

高さも利用者が座ったり立ち上がったりしやすく、転落などに対して安全な低めか、介護者にとって負担が少なくなる高めに調節できるタイプもあります。

ただし、高さを設置時に固定するタイプと比べ、いつでも自由に上げ下げできる商品高価格帯です。

参考:介護ベッドのレンタルなら ダスキンヘルスレント

介護ベッドのサイズを選ぶポイント

介護ベッドのサイズを選ぶ場合には、利用者の身長や体格に最適なものにしましょう。

一般的なベッドの横幅は83~85cmですが、利用者自身で寝返り・起き上がりができれば、ゆったりとした90cm以上もおすすめです。

縦幅は190cmのレギュラータイプが一般的ですが、パラマウント社では、小柄な利用者向けに180cmのミニサイズ、大柄な利用者向けに205cmのロングタイプをそろえています。

その際には、マットレスもベッドサイズに適正なものを選びましょう。

参考:介護用品、福祉機器のデパート「パンドラ」

介護ベッドを導入する時の注意点

介護ベッドを導入する際の注意点は、電動、手動いずれもどのような機能を備えているかどうかです。

また手動では、自分や介護者にとって負担がかかり、自分で手動で調節できなくなる状態になることも想定されます。

一日をほとんどベッドで過ごし、食事・排泄介助もベッド上で受ける要介護度が高い利用者には、電動式の4モーターなどの高機能タイプを選択しましょう。

利用者も介護者にも、心身への負担がより少なく済みます。

そのほか、マットレスがのっている床板が、背・腰・脚の3つにそれぞれ分かれているか、さらに細かく分類されて機能するかも大切です。

また、購入する際には現在の介護度が、この先々に重くなる場合も考慮して多機能性を選択しておくこともおすすめします。

介護ベッドを導入する部屋の配置について

利用者の日常のさまざまな動作や、トイレ・浴室・ほかの部屋へ移動に対して、便利で動きやすい部屋の配置を考えましょう。

部屋の広さは6畳や8畳、またそれ以上の場合でも、介護ベッドは可動式であるため、介護する側の動きやすい導線を考慮したスペースの確保が必要になります。

また、可動する際に壁との間に十分なすきまがあるか、電動式であればコンセントのさしこみ口に近い場所に設置できるかもポイントです。

延長コードを用いる場合には、利用者や介護者の足元にひっかけないように対策をしましょう。

車いすをはじめ、そのほかの福祉用具を利用する際には、それらの置き場所やベッドに近づけても介護者が自由に操作できる余裕を考えた配置を決めます。

高機能の大型の電動式タイプは、マットレスなど付属品を合わせた重量が約100kgになるタイプもあるため、床の補強が必要になる場合もあります。

中古の場合

中古品の介護ベッドを購入する際には、本体はもちろん、マットなどの付属品に関しても、洗浄、またはクリーニング・消毒がされているかを確かめましょう。

壊れたりゆるんでいる部分や、劣化したねじ止めなどの部品交換がおこなわれているか保証期間についても確認が必要です。

購入後に届けてくれる業者が、室内まで搬入・組み立て・設置まで行ってくれるサービスも依頼できるかを調べて選択しましょう。

介護ベッドでの事故を防ぐための対策法とJIS規格について

介護ベッドの利用で注意することは、サイドレールのすきまにパジャマの裾などがはさまれ転倒する事故です。

対策法として、サイドレールやベッド本体の部品などのすき間に、毛布やバスタオルや小さなクッションを入れてすきまを埋める工夫をしましょう。

より安全性を求める場合には、高齢者や患者などに配慮して開発、製品化されたことを示す、JIS規格マークのついているベッドを選ぶことです。

JIS規格とは、あらゆる工業製品から情報処理に関する内容に至るまで、一定の標準を定める日本の国家制度です。

在宅用電動介護用ベッドなどを含めた福祉用具には、以下の右側のマークのように、目的付記型マークがみられるため、購入やレンタルの際の選択のひとつのめやすにしましょう。

引用:サイト

引用:一般社団法人 日本福祉用具・生活支援用具協会

適切な介護ベッドで快適な生活を

介護ベッドは要介護認定を受けている高齢者にとっては必需品です。

現在は必要ないという場合でも、将来的に介護ベッドの導入検討を視野に入れて、前もって地方自治体の福祉課の職員と相談しておくことをおすすめします。

レンタルか購入か、購入であれば新品か中古品か、自分の予算やそのほか付随用具などの費用も含めて、さまざまな種類から自分に最適なベッドを選択しましょう。

一日の多くの時間を利用するベッドだからこそ、適切なベッドを選ぶことで介護者が快適な毎日を過ごせることにつながります。

介護用ベッドのおすすめは?価格は?レンタルもできる?

この記事が気に入ったら 

編集部注目記事

サイト内を検索する